【最終39位】終わりなきバドザシ【S32】
S32お疲れ様でした。中々勝ててないルールだったのですが、今回は良い感じな構築を組む事が出来たと思います。
良ければ見ていって下さい。
構築経緯
1.HA+ CS襷
環境に存在する並びの中でも、「ザシアン+スカーフ黒バド」「ザシアン+珠オーガ」のような前のめりな構築にごり押されて負けるようでは勝率に繋がらないと思ったので、その辺に勝てる並びを考える事からスタートしました。
結論としては下手にサイクルを回すより対面的に殴り合った方が勝てるだろうという考えになり、「対面性能最強のザシアン+元々の対面性能の高さに加え前述した2つの並びに対して強いと感じた襷黒バド」という並びになりました。
2.CS珠
バドザシと合わせるダイマエースとして採用。他にも色々候補ありましたが何だかんだでサンダーに落ち着きました。
3.HB+ HAチョッキ
「イベルネクロ+サンダー受け」のような、バドザシサンダーのそれぞれに対して引き先がいる構築(特に黒バドで崩しにくい系)が厳しかったのでそれらに勝てる並びを入れようと考えました。取り合えず、イベルに投げる枠としてバンギラスは確定としお供のネクロに投げれる物理受けを探していましたが、どうせならメタモン対策もこの枠でしてしまいたいと思い物理受けの枠はヌオーになりました。
最後までヌオーを使ってましたが、結果的にネクロに対して投げる物理受けとしては不安要素しかなかったですね
4.
オーガに対して後投げ出来る枠が欲しかったので採用しました。
オーガ入りに対しては基本的にザシバドサンダーといった対面的な選出で殴り合っていく事を想定していますが、メタモンが同居している場合その並びで選出すると大体負けるので、ヌオーやバンギを絡めた選出が出来る必要があると思ってました。
しかし、ヌオーやバンギにオーガが後投げされたらその時点で破綻するので、ヌオーやバンギと合わせてオーガ+メタモン入りにも選出していける枠という事でヌケニンになりました。
ついでですがザシアンコピーしたメタモン対策になったり、構築単位でキツイすいすいゲロゲの一貫を(見た目上は)切ってくれています。
構築コンセプト
- バドザシサンダーで対面的にダメージレースを制す
- バドザシサンダーが無理な並びはヌオーバンギを絡めたサイクルで勝つ
個体紹介
ザシアン
特 性: 不撓の剣 持ち物: 朽ちた剣 努力値: 199(252)-239(220+)-136(4)-x-137(12)-171(20) 技構成: 巨獣斬/じゃれ/インファ/石火
普通のHAザシアン。個人的にはAに厚く振って巨獣斬と石化のリーチを伸ばすのが一番強い気がしていますが、メタモンがしんどすぎてよくわからないです。
S振りのチキンレースはハナから諦めていましたが、今期はHSザシアンが多かった印象なので諦めるのは正解だったと思っています。
あと剣舞が欲しい場面が割とあったのですがどの技も切れなかったです。
バドレックス
特 性: 人馬一体 持ち物: 気合の襷 努力値: 175-x-101(4)-217(252)-120-222(252+) 技構成: アスビ/ショック/ドレキス/悪巧み
とにかく今期は「スカーフの存在+襷による行動保障+ショック悪巧み」の刺さりが良かったです。
具体的には「ダイストで落としにくるオーガに対して2回動ける」「ラッキーやチョッキホウオウで黒バドを見てくるプレイングに対して悪巧み+ショックで崩す」あたりでしょうか。
最終日は襷メタモンとの同速ゲーがそこそこあったのですが大体勝ってくれてました。本構築MVPです。
サンダー
特 性: プレッシャー 持ち物: 命の珠 努力値: 165-x-105-177(252)-111(4)-167(252+) 技構成: ライジングボルト/暴風/身代わり/バトン
本構築におけるダイマエース枠で、ちょっと珍しい?技構成になっています。
サンダーのダイマを強く使うという点で、現環境では以下2点のケアが大事であると考えていました。
- ラッキーやHDポリ2へ引かれた際の行動
- ステロ欠伸勢(カバやラグ)と対面した際の行動
これらのケアになるのが身代わり+バトンでした。
以下、それぞれ動きを書いていきます。
- ラッキーやHDポリ2へ引かれた際の行動
- 欠伸ステロ勢(カバやラグ)と対面した際の行動
- vsカバ
- 欠伸を身代わりで透かして、吹き飛ばしに対してダイジェットします。
上手く欠伸を合わせてくるプレイヤーもいましたが、最悪ステロが撒かれなかったらバドの襷が残るのでどうにかなる事が多かったです。
- 欠伸を身代わりで透かして、吹き飛ばしに対してダイジェットします。
- vsラグ
- 欠伸を身代わりで透かします。次にバトンでザシアンを着地させます。クイタンで割りに来ますが、身代わりへのダメージ計算にはザシアンのBが参照されるので身代わりがクイタンを耐えます。結果として、身代わりのあるザシアンが盤面に残るので、そこから展開していきます。
- vsカバ
パターン化していた動きはこんなところでしょうか。特に欠伸ステロ勢に対しては欠伸読みで素暴風打って外すだけで、展開的にあまり良くない方に傾くので、その辺のケアが出来ていたのが〇でした。
身代わりは他にも取り敢えず様子見したい際の安定択や相手のダイマターン稼ぎにもなった偉い技でした。
特性は後投げされやすいポリ2に静電気をトレースされたくないのとオーガとの対面でスカーフ判定をしたいのでプレッシャー。 電気技は威力重視でライジングボルトにしていましたが放電とかの方が良かったかもしれないです。
ヌオー
特 性: 天然 持ち物: ゴツゴツメット 努力値: 202(252)-105-150(252+)-x-95-50(4) 技構成: アクブレ/欠伸/鈍い/再生
元々は「地震/欠伸/守る/再生」の技構成でしたが、浮いてるポケモンに対して打点がないのが個人的に使いにくかったのと、守るがそこまでいらないと思ったので少し変えてみました。特に鈍いは詰め筋として強く、とても使用感が良かったです。
結構好きなポケモンなのでこうして結果を残せたのも良かったです。
バンギラス
特 性: 砂起こし 持ち物: 突撃チョッキ 努力値: 207(252)-198(204+)-130-x-120-88(52) 技構成: ロクブラ/噛み砕く/地震/瓦割 // A: HBヌオーにダイアークが高乱2(90%くらい) // S: 同速意識
最初はHD残飯で使ったりしていましたが、「イベルと一緒にいる眼鏡ダイナが辛い」「普通にきつい相手のバンギヌオーの崩し」等々の理由からこの型になりました。
最終日は肝心なところで麻痺るわ零度1発で当たるわでとてもアレでした。多分最終日いたバンギの中で一番弱い
ヌケニン
特 性: 不思議な守り 持ち物: 厚底ブーツ 努力値: 1-156(252+)-45(-)-x-50-92(252) ※B個体値0~3 技構成: ポルガイ/影打/鬼火/堪える // HB: ヌケニンをコピーしたメタモンに対して影打で確1(158~188)
最終日までこのポケモンが構築にいたのは初めてかもしれない?です。
全然出さなかったので所謂諸説枠なのですが、相手の選出を歪ませて勝ちに貢献していた説があるので何とも言えないですね。
ゼルネからダイアーク飛んできたときはびびりました。
結果
TN ken / 最終39位 レート2011
終わりに
初最終2桁なのでとても嬉しいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
おまけ
構築名はゲーム「ハピメア」のBGMである「終わりなき円舞曲」から
トレーナーカードのアイコンは作中ヒロインの鳥海有栖です
神ゲーなので是非